~ イメージ写真 ~
こんにちは。こやま薬局・管理栄養士です。
今日は、在宅介護の食事のお話です。
わたしたち、こやま薬局の管理栄養士は、在宅療養されている方の
お宅に訪問し、食事改善の提案を行っております。(詳しくは
コチラ)
しかし、急を要する相談や業務の状況によっては「すぐに訪問を」と
いう事が難しい場合もあります。
そういう時には、色々な媒体・ツールを使って、情報をお伝えしています。
実際の対応例をご紹介します。
通常のご飯(の固さ)を食べることが難しくなってきたかもしれないので
ご飯を柔らかくした方がいいと思うのですが、どうすればいいのでしょうか
という相談でした。しかし訪問が難しいケースでした。
直接お会いしてお話ができない時に、私たち管理栄養士が
アドバイスで特に気をつけていることがあります。
それは、「時短」「簡単」「経済的」という点に配慮することです。
(要望が少なかったり、不明なケースもあるため)
どれだけ、質の良いものであっても、時間や手間がかかる、作り方が難しい、
経済的負担が大きいという要素があると、単に管理栄養士が介護負担を増や
しただけになってしまいます。
ですので、介護負担が最低限になるような”案”を考えるようにしています。
プラス管理栄養士は栄養面も考えないといけません。
(こうしてみてみると、本当にやりがいのある仕事だと思います。)
今回訪問ができなかった「ご飯を柔らかくする方法」については、
上記の配慮をし、
・簡単な調理法 ・調理の時短 ・注意点
についてまとめ、早急にFAXで対応をしました。
本来は在宅訪問することが最善なのですが、各事情で訪問が難しい
ケースでは、私たち管理栄養士は
「その時、その人に適した情報を、なるべく早く」
ご希望する形で伝えることに努めています。
食事は毎日食べるものですからね。
~ おまけ画像 ~
ご飯を柔らかくする方法の写真を撮影してみました

ご飯120gに お水を加え、加熱します。 柔らかくなったのが分かりますか?
途中、かき混ぜるなどの作業は必要ありません。(放置でOK!)
時間もさほどかかりません。(数分程度)
最小限の手間でご飯とお粥の中間くらいの柔らかさになりました。
いわゆる軟飯(なんはん)というものです。